2024年9月例会のご案内
自動車の電動化政策に伴う
電池産業への影響と今後の展望
~EV、電動化の鍵を握る車載電池の現状、課題と今後の展望~
プログラム及び講師
1.自動車の環境規制と電動化の歴史
1.1 米国ZEV法規発効からの電動化の流れ
1.2 各国の環境規制と電動化の加速、直近の政策変更2.直近の自動車業界と電池業界のトピックス
3. 自動車各社の取り組み・投資戦略とサプライチェーン
4. 電池業界の事業競争力とビジネスモデル
4.1 各国の電池産業の現状と課題
4.2 電池業界における競争力比較
4.3 電池各社のビジネスモデル5. 日系LIB部材業界の存在感低下の要因
5.1 LIB部材の変遷・市場動向
5.2 存在感低下の要因と今後の向かうべき方向性6. LIBの安全性評価と受託試験・認証事業
6.1 車載用電池の事故・リコールの歴史
6.2 国連規則と認証事業
6.3 エスペックの受託ビジネス・認証ビジネス
6.4 電動車の火災事故を招く要因分析7. 次世代革新電池の研究開発状況と課題
7.1 期待される次世代電池の種類
7.2 全固体電池の現状と課題8. 日本の電池政策への提言と成果および今後の課題
8.1 電池リサイクルビジネスの重要性
8.2 日本の電池業界が陥れられた苦い特許戦略
8.3 経産省主導「蓄電池産業戦略推進会議」における提言と成果および課題~質疑応答~
■講 師 佐 藤 登 名古屋大学未来社会創造機構客員教授
工学博士
エスペック(株)上席顧問
イリソ電子工業(株)社外取締役
(元サムスンSDI常務)
1978年横浜国立大学大学院工学研究科電気化学専攻修士課程修了後、本田技研工業(株)に入社。1989年までは自動車車体の腐食防食技術開発に従事。社内研究成果により、1988年に東京大学で工学博士号を取得。1990年に(株)本田技術研究所の基礎研究部門へ異動。電気自動車用の電池研究開発部門を築く。同社栃木研究所のチーフエンジニアであった2004年に、韓国サムスングループのサムスンSDI常務に就任。2004年から2009年までの5年間は韓国の中央研究所で技術経営、その後、本社経営戦略へ異動と共に逆駐在の形で東京勤務。2012年12月にサムスン退社、2013年から現職。この間、1999年版から2002年版の4年連続、 2018年版から2021年版の4年連続、米国MARQUIS社「世界人名事典」に掲載される。 2021年11月より経済産業省主導「蓄電池産業戦略推進会議」有識者委員、2023年11月より「愛知県次世代バッテリー研究会」委員。
◇主な著書
『電池の覇者』(日本経済新聞出版)2020 /『車載用リチウムイオン電池の開発最前線』(シーエムシー出版、監修・執筆)2020/『人材を育てるホンダ 競わせるサムスン』(日経BP社)2014/『最新工業化学』(講談社サイエンティフィック、分担執筆)2004/『世界発掘探訪記』(鳥影社) 2000 他
開催要領
開催日時 | 2024年9月4日(水)13:30~16:00 |
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会 場 | 勝永六番町ビル 1階 会議室 東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル ・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分 ・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷」下車徒歩5分 ・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分 |
受 講 料 | 企業会員:2名まで無料 一般スポット参加:1名につき 28,000円 ・免税事業者のため消費税非課税 ・テキスト、お飲み物等一切を含みます。 |
申し込み方法 | 「お申込み」をクリックして、申込みフォームにご記入の上、確認→送信ボタンでご送信下さい。折返し、確認メールをお送りした後、請求書を郵送いたします。 会員の方は、別途送信の「出欠お伺い」メールでご返信下さい。 |