2022年5月例会のご案内
トヨタ生産方式(TPS)と
海外生産事業から学ぶこと
~トヨタにおけるオーストラリア、北米、台湾、英国などの海外事業の経験から~
プログラム及び講師
- 1. オーストラリアのケース
- (1) オーストラリアの自動車産業政策の推移 ~CKD生産から現地生産の本格化
1)85%国産化規制(1978~)
2)Button Car Planとトヨタの対応
3)ポストBCP
(2)トヨタ初の海外エンジン工場 ~将来の北米進出を目指した実験工場の位置づけ- (3)トヨタオーストラリアでの現地生産・輸出の開始(1995~)
1)部品の国産化で留意すべきこと
2)TPSの現地での展開状況
(4)現地生産中止(2017年)への経緯から学ぶこと2.欧州(英国)プロジェクトのケース
(1)現地部品の採用に際しての留意点と対策状況
1)サプライヤー選定のプロセス
2)量産立ち上げに際しての対策
(2)TPSの展開
1) 社内・社外への展開
2) 英国における労使関係の特徴・・・オーストラリアとの比較3.台湾のケース
(1)台湾プロジェクトの特徴 ~協豊会メーカー(トヨタの協力会)による現地部品メーカーへの技術移転
(2)TPSの展開4.総括
(1)共通の課題
(2)今後の海外プロジェクトで生かす教訓
~質疑応答~
■講 師 小 森 治 (株)カイゼン・マイスター
代表取締役
1964年 トヨタ自動車工業入社
1978~1982 トヨタオーストラリア・エンジン工場・プレス工場(TMA)立ち上げに伴い4年間駐在
1985 北米におけるトヨタとGM合弁工場(NUMMI)のサプライヤー選定チームに参画・6か月間デトロイトのGMシボレー事務所に常駐
1987~1990 トヨタ自動車台湾工場(国瑞汽車)立ち上げに伴い3年駐在
1991~1995 トヨタ英国製造(TMUK)立ち上げに伴い副社長として5年駐在
1995~2000 トヨタ自動車オーストラリア(TMCA)社長として5年駐在 / トヨタ自動車理事
2000~2005 セントラル自動車(現トヨタ東日本に統合)社長2007 (株)カイゼン・マイスター設立 代表取締役就任。現在に至る。著書:「トヨタから学んだ本当のカイゼン」(日刊工業新聞社)、改善・リーダー育成塾」(日刊工業新聞社)など
開催要領
開催日時 | 2022年5月27日(金)13:30~16:00 |
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会 場 | 勝永六番町ビル 1階 会議室 東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル ・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分 ・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷」下車徒歩5分 ・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分 |
受 講 料 | 企業会員:2名まで無料 一般スポット参加:1名につき 29,700円 ・消費税込み(本体27,000円) ・テキスト、お飲み物等一切を含みます。 |
申し込み方法 | 「お申込み」をクリックして、申込みフォームにご記入の上、確認→送信ボタンでご送信下さい。折返し、確認メールをお送りした後、請求書を郵送いたします。 会員の方は、別途送信の「出欠お伺い」メールでご返信下さい。 |