2025年7月例会のご案内
カーボンニュートラルに向けた自動車の電動化と
燃料・エネルギー技術に関する将来展望
~電動車、新エネルギーに関わる関連技術の現状における課題と解決への方策~
プログラム及び講師
自動車は今、百年に一度と言われる変革の時期を迎えている。2050年におけるカーボンニュートラルを実現するための対策として、運輸部門においてCO2排出量の大半を占める自動車からの排出削減が極めて重要な課題とされている。
そこで、本講演では、その実現のため従来車からの転換が必要とされている電動車(電気自動車、ハイブリッド車、プラグイン・ハイブリッド車、燃料電池車等)の諸技術、さらにはそれらに利用される電気、合成燃料、水素を含む関連技術が抱える課題について説明し、その解決に向けた方策について私見を交えて論じる。■講 師 大 聖 泰 弘 (だいしょう やすひろ) 早稲田大学名誉教授
早稲田大学研究院 次世代自動車研究機構 研究所 顧問1976年 早稲田大学 大学院理工学研究科 博士課程を終え、助手、専任講師、助教授を経て、1985年 教授就任、2017年 定年退職。
現在、早稲田大学名誉教授、同大研究院 次世代自動車研究機構 研究所顧問
■専門分野: 機械工学、熱工学、エンジン工学、自動車工学、環境工学、エンジンの燃焼・燃料、排出ガス対策・燃費向上技術、電気自動車・ハイブリッド車・燃料電池車の製作と性能評価
■公的活動 ・日本機械学会 エンジンシステム部門・部門長(2004年度)
・自動車技術会副会長(2004年~2006年)
・国際自動車技術学会連盟(FISITA)副会長(2008年~2012年)
・環境省中央環境審議会、国土交通省交通政策審議会および社会資本整備審議会、 経済産業省総合資源エネルギー調査会委員を歴任
・自動車の環境・エネルギーに関連する委員会の委員、委員長等 国交省・経産省合同自動車燃費基準関係委員会委員長(2010年~2016年) 中央環境審議会・自動車排出ガス専門委員会委員長(~2020年)
■最近の表彰等: ・2019年 自動車技術会 学術貢献賞
・2019年 FISITA, Academy of Technical Leadership
・2021年 スズキ財団『やらまいか大賞』
・2024年 日本自動車殿堂入り
■近 著: 『カーボンプライシングのフロンティア』日本評論社、2022年 、『2050年自動車はこうなる』自動車技術会、2017年 、『展望 次世代自動車~実用化と普及拡大に向けて~』化学工業日報、2011年
開催要領
開催日時 |
2025年7月18日(金)13:30~16:00 |
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会 場 | 勝永六番町ビル 1階 会議室 東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル ・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分 ・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷」下車徒歩5分 ・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分 |
受 講 料 | 企業会員:2名まで無料 一般スポット参加:1名につき 28,000円 ・免税事業者のため消費税非課税 ・テキスト、お飲み物等一切を含みます。 |
申し込み方法 | 「お申込み」をクリックして、申込みフォームにご記入の上、確認→送信ボタンでご送信下さい。折返し、確認メールをお送りした後、請求書を郵送いたします。 会員の方は、別途送信の「出欠お伺い」メールでご返信下さい。 |