国内外の自動車産業に関する最新情報と需要見通し、市場動向等の展望を月例勉強会、セミナーで研究する

 

 

2021年5月例会のご案内

車載電池の業界競争力と次世代革新電池の動向
~EV、電動化の流れの中で、電池業界の今と全個体電池など次世代電池の開発状況と課題~

プログラム及び講師

1.自動車の環境規制と電動化の歴史
 1.1 米国ZEV法規発効からの電動化の流れ
 1.2 各国の環境規制と電動化の加速
 1.3 中国の電池政策 ~NEV規制の影響と翻弄される自動車業界・電池業界~

2. 自動車各社の取り組み・戦略とLIB搭載事例

3. LIB部材業界のビジネス動向と今後
 3.1 各国の電池産業の現状と課題
 3.2 電池業界における競争力比較
 3.3 LIB部材の変遷・市場動向

4. LIBの安全性評価と受託試験・認証事業
 4.1 車載用電池の事故・リコールの歴史
 4.2 国連規則と認証事業
 4.3 エスペックの受託ビジネス・認証ビジネス
 4.4 電動車の火災事故を招く要因分析

5. 次世代革新電池の研究開発状況と課題
 5.1 期待される次世代電池の種類
 5.2 全固体電池の現状と課題
 5.3 次世代電池開発に向けた基礎研究のあるべき姿・方針

6. 業界間ネットワークによる競争力強化策
 6.1 電池リサイクルビジネスの重要性
 6.2 日本の電池業界が陥れられた苦い特許戦略
 6.3 業界間サテライト戦略
 6.4 今後の進むべき日本の自動車業界、電池業界、部材業界への提言

    ~質疑応答~

 

■講 師 佐 藤   登  名古屋大学未来社会創造機構客員教授
              エスペック(株)上席顧問/工学博士
             (前サムスンSDI常務)
1978年横浜国立大学大学院工学研究科電気化学専攻修士課程修了後、本田技研工業(株)に入社。1989年までは自動車車体の腐食防食技術開発に従事。社内研究成果により、1988年に東京大学で工学博士号を取得。1990年に(株)本田技術研究所の基礎研究部門へ異動。電気自動車用の電池研究開発部門を築く。同社栃木研究所のチーフエンジニアであった2004年に、韓国サムスングループのサムスンSDI常務に就任。2004年から2009年までの5年間は韓国の中央研究所で技術経営、その後、本社経営戦略へ異動と共に逆駐在の形で東京勤務。2012年12月にサムスン退社、2013年から現職。この間、1999年版から2002年版の4年連続、 2018年版から2021年版の4年連続、米国MARQUIS社世界人名事典」に掲載される。
◇主な著書
電池の覇者』(日本経済新聞出版)2020 /『車載用リチウムイオン電池の開発最前線』(シーエムシー出版、監修・執筆)2020/『人材を育てるホンダ 競わせるサムスン』(日経BP社)2014/『最新工業化学』(講談社サイエンティフィック、分担執筆)2004/『世界発掘探訪記』(鳥影社) 2000 他

開催要領

開催日時 2021年5月20日(木)13:30~16:00
会  場 勝永六番町ビル  1階 会議室
東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル
・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分
・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷」下車徒歩5分
・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分
受 講 料 企業会員:2名まで無料
一般スポット参加:1名につき 29,700円
・消費税込み(本体27,000円) 
・テキスト、お飲み物等一切を含みます。
申し込み方法 「お申込み」をクリックして、申込みフォームにご記入の上、確認→送信ボタンでご送信下さい。折返し、確認メールをお送りした後、請求書を郵送いたします。
会員の方は、別途送信の「出欠お伺い」メールでご返信下さい。

月 例 会例会風景

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主宰:福田 隆二

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