2020年2月例会のご案内
自動車産業をとりまく昨今の話題の検討
~根拠の怪しい議論を検証する~
プログラム及び講師
・EVの時代がすぐに来て、鋳物屋、機械加工屋の仕事は減る・・・?
・EVはパソコンと同じく標準部品寄せ集めのオープン・モジュラー型商品になるので調整力優位の日本自動車メーカーは国際競争力を失う・・・?
・自動運転は一気にレベル5(無制限完全自動運転)が普及する・・・?
・インダストリー4.0でドイツは自動化工場がコネクテッドファクトリーとなり競争力を高める。日本は周回遅れである・・・?
・IoTで、地上のモノから発信されるビッグデータは全てインターネットのクラウドやAIで処理されるようになる・・・?
・AIは万能で、自動車の最終組立ラインも、数年で完全ロボット化する・・・?
・モノ(製造)からコト(サービス)への時代、フィジカルからデジタルへの時代になれば、製造業は重要性を失う・・・?
・クルマのシェアリングが普及して、世界の自動車生産台数は減少局面に入る・・・?
・日本では長期にわたる検査不正が次々と発覚し、大問題となった。これは日本の現場力が落ちていることの証拠だ・・・?
など
~質疑応答~■講 師 藤 本 隆 宏 東京大学大学院経済学研究科教授
ものづくり経営研究センターセンター長
(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事1979 東京大学経済学部卒業、三菱総合研究所入社、1984 ハーバード大学ビジネススクール博士課程入学、1989 博士号取得、1998 東京大学大学院経済学研究科教授、2002 日本学士院賞/恩賜賞受賞、2004 ものづくり経営研究センターセンター長、2013 一般社団法人ものづくり改善ネットワーク代表理事
主要著書:『製品開発力』キム・クラークと共著,ダイヤモンド社/『サプライヤーシステム』西口敏宏、伊藤秀史と共編著,有斐閣/『生産マネジメント入門(I)(II)』日本経済新聞社/『能力構築競争』中央公論新社/『日本のもの造り哲学』日本経済新聞社,/『ホンダ生産システム』下川浩一らと共著,文眞堂/『現場主義の競争戦略-次代への日本産業論-』新潮社新書/『ものづくりの反撃』中沢孝夫、新宅純二郎と共著,ちくま新書2016/『ものづくり改善入門』監修(一社)ものづくり改善ネットワーク編,中央経済社2017/『現場から見上げる企業戦略』角川新書2017 ほか多数。
開催要領
開催日時 | 2020年2月6日(木)13:30~16:30 |
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会 場 | 勝永六番町ビル 1階 会議室 東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル ・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分 ・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四谷」下車徒歩5分 ・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分 |
受 講 料 | 企業会員:2名まで無料 一般スポット参加:1名につき 30,800円 ・消費税込み(本体28,000円) ・テキスト、お飲み物等一切を含みます。 |
申し込み方法 | 「お申込み」をクリックして、申込みフォームにご記入の上、確認→送信ボタンでご送信下さい。折返し、確認メールをお送りした後、請求書を郵送いたします。 会員の方は、別途送信の「出欠お伺い」メールでご返信下さい。 |