プログラム及び講師

１．自動運転を取り巻く環境・社会課題
２．自動運転の近況：
　　(1) 技術
　　(2) 各国・地域　政策動向
　　(3) 各社の対応
３．自動運転の社会受容性に向けた取組み
４．まとめ

　　　～質疑応答～

　自動運転は、目下、大変革期にある自動車業界にて、主要なイノベーションの一つと言われる。自動運転の実現により、交通事故、高齢化、都市の過密化、等が引き起こす、移動にかかわる多くの社会問題が改善・解決することが期待されている。そうした中、新たなビジネスチャンスの実現に向けて、技術は日進月歩の勢いで急速に進化している。しかし、一方で、市民・社会に受け入れられてこそ、本当のイノベーションへと昇華する。本講においては、斯様な市民・社会的観点から、「イノベーションと社会」のあり方について、自動運転とその近況に基づき考察する。　

■講　師　 大　森　真　也 　株式会社住商アビーム自動車総合研究所
　　　　　　　　　　　　　　代表取締役

• 住友商事自動車事業本部にて、長年に亘り、川上から川下まで広く自動車に関する種々ビジネスに従事。インド、イラン、メキシコでの海外駐在に加え、住友商事傘下部品メーカーへの出向経験あり。2014年5月より現職。
  住商アビーム自動車総合研究所では、「激しい変化を迎えた昨今の自動車産業・業界の未来つくりに貢献するコンサルティング・研究活動」を標榜し、「未来の自動車産業の姿を考え、そこからバックキャストし、今あるべき姿を考える」活動を展開している。

開催要領